「冬になると、なぜか夜中に何度も目が覚める」
「しっかり寝たはずなのに、朝起きても疲れが残る」
こうした悩みは、寒さがピークを迎える2月に特に増えやすい睡眠トラブルです。
日中は問題なく過ごせていても、夜になると体が冷え、眠りが浅くなる——
その背景には、冬特有の体温変化と寝床内環境の乱れが関係しています。
本記事では、
「なぜ2月は夜中に目が覚めやすいのか」という原因をひも解きながら、
寝具を工夫することでできる、現実的かつ続けやすい対策を詳しく解説いたします。

2月に「夜中に目が覚めやすい」理由とは
冬は「眠りが浅くなりやすい季節」
睡眠中、人の身体は深部体温(体の内側の温度)をゆるやかに下げることで、
心身を休ませ、深い眠りへと移行します。
しかし2月は、一年の中でも外気温が最も低く、
体が冷えやすく、体温調節が乱れやすい時期です。
特に次のような状態が起こりやすくなります。
- 足元や背中が冷え、無意識に力が入る
- 寝返りのたびに冷気を感じ、目が覚める
- 明け方の冷え込みで眠りが途切れる
このような刺激が繰り返されると、
脳が「危険」や「不快」と判断し、途中覚醒が起こりやすくなるのです。

冷えと深部体温の関係
「「寒い=よく眠れる」とは限らない理由
「冬は寒いから、よく眠れるのでは?」と思われがちですが、
冷えすぎはむしろ睡眠の質を下げる要因となります。
- 深部体温は、入眠後に下がることで眠りを深める
- しかし、体表や寝床内が冷えすぎると、防御反応として覚醒が起こる
特に2月は、
就寝時と明け方の気温差が大きいため、
眠っている間に体温調節がうまくいかず、
「眠りが浅い」「何度も目が覚める」と感じやすくなります。

見落とされがちな「寝床内環境」
室温だけでは、冬の睡眠は守れない
冬の睡眠対策というと、
エアコンの設定温度や加湿に意識が向きがちですが、
実際に重要なのは寝床内環境です。
寝床内環境とは、
掛け布団・敷き寝具・体の間にできる空間の温度と湿度のことを指します。
- 室温は適切でも、敷き寝具が冷たい
- 掛け布団は暖かいが、足元だけ冷える
このような状態では、
体は十分にリラックスできず、眠りが浅くなりやすいのです。

夜中の目覚めを防ぐ「寝具でできる対策」
① 敷き寝具で「下からの冷え」を防ぐ
冬冬の途中覚醒で特に多いのが、
背中や腰から伝わる冷えです。
- 床やベッドからの冷気を遮断できていない
- 敷きパッドが薄く、保温性が足りない
この場合は、
保温性のある敷きパッドを重ねて使うことで、
寝床内の温度が安定しやすくなります。
② 足元だけを重点的に温める
足足先は血流が滞りやすく、
冷えを感じやすい部位です。
- 掛け布団全体を厚くする
- 足元用の毛布やケットを追加する
といった部分的な冷え対策が、
夜中の目覚めを防ぐ助けになることがあります。
③「肌布団+合い掛け布団」の重ね使いで温度変化に対応する
2月は、夜間の冷え込みが厳しい一方で、
就寝直後と明け方とで体感温度に差が出やすい時期です。
そのため、一枚で完結する寝具よりも、
重ね使いできる構成のほうが、温度変化に柔軟に対応できます。
- 薄手の掛け物+保温用掛け物
- 敷きパッド+ベースの敷き寝具
このように調整幅を持たせることで、
「寒くて目が覚める」「途中で暑くなる」といった
冬特有の睡眠トラブルを防ぎやすくなります。
なかでも、
肌布団と合い掛け布団を組み合わせて使う“デュエットタイプ”は、
寒さが続く2月に適した掛け布団構成のひとつです。
肌布団が体に近い層でやさしく保温し、
合い掛け布団が外側から冷気を防ぐことで、
冷えやすい明け方まで、安定した暖かさをキープできます。
寒い時期は二枚重ねで、
気温が上がってきたら一枚使いに切り替えられるため、
「まだ寒い2月」から「春先」まで長く使える点も魅力です。
おすすめデュエットタイプの布団

冬の途中覚醒対策は「冷やさないこと」が第一歩
22月に夜中に目が覚めやすい原因は、
加齢や体質だけでなく、
冷えによる睡眠環境の乱れであることも少なくありません。
- 深部体温を下げる流れを妨げない
- 寝床内を冷やしすぎない
- 特に下半身と背中を意識する
これらを意識するだけでも、
冬の睡眠の質は大きく変わります。
「冬は仕方がない」とあきらめる前に、
今の寝具を見直すことから、
できることを一つずつ始めてみてはいかがでしょうか。