朝、部屋着をもう一枚羽織りたくなったり、布団から出るのがちょっとつらくなったり……。そんな季節になると、「そろそろ冷感敷きパッドを替えたほうがいいのかな?」と気になってきますよね。冬用敷きパッドへの切り替えは、カレンダーよりも「お部屋の温度」と「体が感じるサイン」で決めるのがおすすめ。
この記事では、①替えどきはいつ頃か、②冷感敷きパッドを外すサイン、③秋向けと真冬向けの違い、④素材や仕様の選び方、⑤夏用敷きパッドの洗い方としまい方まで、順番にご紹介します。夜中に寒くて目が覚めてしまう前に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

冬用敷きパッドに替えるのはいつから?
冬用敷きパッドへの替えどきは、夜の室温が下がり、冷感敷きパッドのひんやり感が気になり始めた頃がひとつの目安です。
なお、環境省は冬の暖房時の室温として20℃を目安にしており、WHOでは寒冷期の健康を守る観点から18℃がひとつの基準として示されています。ただし、これらは敷きパッドの交換時期を示す基準ではありません。
地域やお部屋によっても冷え方は違うので、「もう10月だから」と日付で決めるより、室温や体の感じ方で判断するほうが安心です。
ここでちょっと注目したいのが、敷きパッドは「体の下側」に敷く寝具だということ。接触冷感タイプの敷きパッドは、肌から生地への瞬間的な熱移動が大きく、触れたときにひんやり感じやすいのが特徴です。気温や室温が下がってくると、夏には心地よかったこのひんやり感が気になってくることがあります。掛け布団を増やしても「なんだか背中が冷えるなぁ」と感じるときは、じつは敷きパッドが原因だった、ということも。
急に冷え込んだ夜に慌てないためにも、室温が寒いなと思う日が続いてきたら、少し早めに替えておくと安心です。下側の寝具を冬仕様にするだけで、掛け布団のあたたかさもぐっと感じやすくなります。

冷感敷きパッドを外すサインは3つ。「背中側が冷える」ときは要注意
冷感敷きパッドを外すサインは、「布団に入ったときのひんやり感」「背中だけが寒い」「夜中に寒くて目が覚める」の3つ。特に、掛け布団を増やしても背中側だけ冷えるときは、下側を替えるタイミングかもしれません。
冷感素材には、触れた熱をすばやく逃がす性質があります。当店で人気の西川 冷感敷きパッド「冷やスゴッ!」のように、Q-max0.35の「高冷感」タイプもあり、寝苦しい夏の夜には心地よいアイテムです。でも、秋以降に気温が下がってくると、接触したときのひんやり感が気になりやすくなります。下側はそのままで毛布や羽毛布団だけ増やしても、上はあたたかいのに下は冷えたまま……となり、なかなか身体がぬくもらないのです。
こんなサインがあったら、替えどきかもしれません。
- 布団に入った瞬間、下側のひんやりが気になる
- 掛け布団や毛布を増やしても、背中側だけ寒い
- 明け方、寒さで目が覚めることが増えてきた
「まだ10月だし、ちょっと早いかな?」と迷っているうちに、替えるタイミングを逃してしまう方もいます。掛け寝具を変えても背中側のひんやり感が気になるときは、掛け寝具だけでなく敷きパッドも見直してみましょう。迷ったときは「替えてみる」のがおすすめ。冷感敷きパッドはきれいに洗って、来シーズンまで大切にしまっておきましょう(お手入れの手順は後半でご紹介します)。

秋向けと真冬向け、敷きパッドの違いは「あたたかさの段階」
まだ本格的なあたたかさは必要ない秋口なら、綿・タオル地・ガーゼなどの通年使いやすいタイプも選択肢。寒さが本格的になったら、起毛したフランネルや毛布タイプを検討してみましょう。ひとくちに冬用敷きパッドといっても、あたたかさにはいくつかの段階があります。
当店では、敷きパッドを「春夏用」「秋冬用」「通年用」の3つに分けてご紹介しています。
- 秋口・季節の変わり目に使いやすいタイプ
綿100%の西川 タオル地 敷きパッドや2重ガーゼ 敷きパッドは、寝汗をしっかり吸ってくれて肌ざわりもやさしいので、暖房を使いはじめる前後の秋口にぴったりです。 - 寒さが本格化した時期に使いやすいタイプ
やわらかなフランネル生地にワタを入れた冬用敷きパッドや毛布敷きパッドは、冷えやすい背中を下からふんわり包み込んで、掛け布団だけでは防ぎきれない冷えをやわらげてくれます。 - 1枚で両方使える(リバーシブル)
あたたかいフランネルと、通気性のよいパイルが両面になったリバーシブル敷きパッドなら、秋はパイル面、冬はフランネル面と、1枚で季節をまたいで使えます。
通年用なら、綿100%水洗いキルトの西川 敷きパッド「ポコット」が定番です。汗をさらっと吸ってくれて、使いはじめから肌になじみやすく、洗濯機で丸洗いもOK。オフシーズンの収納スペースを減らせるのも、忙しい方にはうれしいところです。
秋向けと真冬向け、どちらにしようか迷ったら、「最近の夜の冷え方」を思い出してみてください。まだ寝汗をかくなら吸湿タイプ、背中が冷えるなら保温タイプがおすすめです。それでも決めきれないときは、1枚で2シーズン使えるリバーシブルや通年用を選ぶと安心です。

秋冬の敷きパッドの選び方。素材の特徴とチェックしたい4つのポイント
冬用敷きパッドを選ぶときは、「表面の素材」「中わたがあるか」「洗えるか」「ズレにくいか」の4つをチェックしておくと、ぐっと選びやすくなります。
起毛・フランネル・綿系、素材ごとの特徴
- 起毛・毛布タイプ
繊維の毛が空気をたっぷり含むので、あたたかさを逃しにくく、しっとりふわふわの肌ざわりが魅力です。西川 プレミアム ホワイト毛布 敷きパッドは、アクリル100%のロングファーに遠赤外線効果と静電気防止加工がついた、冬にうれしいプレミアム仕様です。 - フランネルタイプ
なめらかでふわっとさらりとした肌ざわりに、中わたのあたたかさをプラスできるのが特長です。西川 あったかフランネル敷きパッドは、四隅のゴムバンドでズレにくく、ご家庭の洗濯機で洗えるウォッシャブル仕様。なめらかなフランネルを使った「纏生(まとい)」シリーズのしっとりとろける 敷きパッドもあります。 - 綿系(通年)
「ポコット」やタオル地、ガーゼといった綿系の敷きパッドは寝汗を吸いやすいため、汗によるベタつきが気になる方にも使いやすい素材です。
チェックしたい4つのポイント
- 洗濯機で洗えるウォッシャブル仕様か(抗菌・静電気防止などの機能もあると便利です)
- 四隅ゴムバンドなど、ズレにくい仕様になっているか
- 敷布団やマットレスのサイズに合っているか(ファミリーサイズ280×205cmなどもあります)
- 乾燥しやすい冬に向けて、静電気対策がされているか
毎晩肌にふれるものだからこそ、触ったときの心地よさも大切にしたいですよね。当店では、品質や肌ざわり、冬にうれしい機能にこだわった商品をそろえています。包み込まれるようなあたたかい寝心地を、ぜひ体感してみてください。

夏用敷きパッドの「洗って、しまう」お手入れ
冷感敷きパッドをしまうときのポイントは、「シーズンの終わりに洗う」「中までしっかり乾かす」の2つ。寝汗や皮脂が残ったまましまってしまうと、来シーズン気持ちよく使えなくなることもあるので、気をつけたいところです。
衣替えのタイミングには、次の順番でお手入れしてみてください。
- 製品タグの洗濯表示を確認する
- 洗えるタイプなら、ご家庭の洗濯機で丸洗いする(四隅のゴムバンドのほつれや伸びもチェック)
- 洗濯表示に従って干し、中までしっかり乾かす
- 完全に乾いたことを確かめてからたたみ、湿気の少ない場所にしまう
ご家庭で洗えるウォッシャブルタイプなら、シーズン最後の丸洗いもそれほど手間はかかりません。むしろ忙しい方ほど、「しまってから来年洗えばいいか」と後回しにすると、使いたい日に洗濯待ちの夜を過ごすことに……。来年すぐ使える状態でしまっておくのが、実は一番ラクなんです。
また、秋以降は気温が下がって、敷きパッドが乾きにくくなる季節でもあります。当店のブログでは、シーツや敷きパッドが乾かないときの対処法や、清潔に使うコツもご紹介しています。よかったらあわせてご覧ください。
来シーズンに向けて、冷感敷きパッドの見直しをしておくのもいいかもしれません。当店では、Q-max0.5の強冷感タイプや抗菌防臭加工タイプなど、夏用敷きパッドもたくさんそろえています。

まとめ
- 冬用敷きパッドへの替えどきは「夜の室温が下がり、冷感敷きパッドのひんやり感が気になり始めた頃」。カレンダーより、室温や体の感じ方を目安にしてみてください。
- 外すサインは「布団に入ったときのひんやり感」「背中だけ寒い」「夜中に寒さで目が覚める」の3つ。寒さを感じ始めたら、掛け寝具だけでなく下側の敷きパッドも見直すことが大切です。
- 秋は綿・タオル地・ガーゼの吸湿タイプ、真冬はフランネル・毛布の保温タイプ。迷ったときはリバーシブルや通年用も便利です。
- 選ぶときは「洗えるか」「四隅ゴムバンドがあるか」など、毎日のお手入れのしやすさもチェックしておくと安心です。
- 夏用敷きパッドは「洗って、しっかり乾かしてからしまう」と、来シーズンも気持ちよく使えます。
下側の寝具を替えるだけで、布団に入ったときのぬくもりはぐっと変わります。今一度、いま使っている寝具を見直してみてはいかがでしょうか。あなたの冬の眠りにぴったりの敷きパッド選びを、こだわり安眠館がお手伝いします。





